お品書き
はじめまして。積木昇です。
新年もはや一月が過ぎ、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
僕は大学を中退し再び専門学校生となり、去年28歳でようやっと初就職できたペーペー社会人ワナビです。
大学を中退する直前から現実逃避のラノベ作家願望が溢れまして、それからワナビしつづけ専門学校を卒業。なんとか就職したあとでは、はじめての社会生活、はじめての仕事に精神をやられる勢いでボロボロになりまして、ラノベ作家になりたかった初心を忘れ、もう生きていければいいかなんて諦めかけていたりしました。
しかし、最近働き方改革とかで生活上の革新がありまして、平日にでも2時間、3時間の集中した執筆時間を確保することができるようになりまして、やる気が想像以上に湧き上がっています。
日々の倦怠感は自由時間のなさ、未来に対する希望のなさだったことに気づき、今、再びラノベ作家の道に向かって邁進しているところです。
長々といらない話をしましたが、本題に入ります。
今回、ラノベ感想ブログを始めたきっかけは「ラノベワナビであるくせに、ラノベ読まなすぎじゃね?」という疑問が浮かび上がったことがスタートですね。
僕はワナビ歴5年として、各出版社の新作、特に新人賞の作品なんかは、目についたら購入しているような人間なのですが、すべて読んでるかと言われると最初の30Pと最後の30ページをつまんで終わりということが全てでした。
最初の30ページ読んで、……終わりはどうかな、、、、これならもういいや。
と。
楽しむつもりもなくラノベ買ったらそりゃ楽しくないよ。となりました。
というか最近最初っから最後まで読了したラノベないや……となりました。
ラノベを楽しんで読もうとするマインドがなくなってきたんだと。
なぜ、そんなことが起こるかというと、いままで結構ライトノベル読んできたとおもっていたのですが、実際読んでいたのは発行部数100万部を超えて、アニメ化もして大ヒットしたという作品ばかりだったのです。
ようは天才の天才による大衆のための作品しか読んできてなかったので、脳が肥えてきたんですね。
生半可な展開とかキャラとかバトルとかラブやコメじゃあ脳内麻薬はでないよということですね。
これじゃあだめだと。
楽しく読めないのだったら仕方がない。
でも何も学び取らなかったら一生ワナビのままだぞ。
と、そう思いました。
でも、時間もないのに一日中ラノベ読んでられないので、ラノベ読みに意味をもたせようということになりました。
よって、このブログのコンセプト。
「新人作家が死ぬ気で書いた受賞作または新たなヒットを願う作家さんの血涙からできた新作を髄の髄まで読み込んで、創作法キャラ造形ストーリーライン等のエッセンスを吸い付くそうぜ!」
となっております。
ぶっちゃけ、自分の中だけで研究するのもありだったのですが、正直どこかにアウトプットしないと、ブログに上げるとかでないと、めんどくさすぎてやる気が無かったということが挙げられます。
コンセプト上、ここが面白かったぜイエー!みんなも買ってくれよ!という感想にはあまりならず、
ここの展開がこうで、作者はこう思ったからこのセリフをいれてきたのかなとか、変な感じにこじらせた感想になりそうなので、「批判はいらん絶賛だけでいいよ」というか方はあまり合わないかもしれません。
これ系の感想が刺さる読者って、少ないラノベ読みの中のさらにワナビの中の、新作ラノベからエッセンスを得ようとしている層なのでは?
正直ニッチすぎるので、多分個人用日記まがいになるかもしれません。
読んでくださる方がおられれば幸いです。
いくらでも参考にしていいヨ!
閑話休題。
ちなみに、書く内容が内容なので、
片っ端からネタバレする可能性があります。
むしろそのクライマックスをどうやって持っていったのかとかの感想を書きたいので、もろに書きます。
よって、頭が真っ白な状態で新作を読まれたい方は厳禁となっております。
ちなみに僕の守備範囲は優先順で
となっております。
学生のころはなろう小説に死ぬほど浸かっていたのですが、ワナビになってからは、正直参考にするには時間がたりないとして、追いかけることはしなくなりました。
基本的に大手出版社がお抱えの作家さんに書いてもらって出版する系の文庫狙いです。
なろう発でも、文庫ならばオッケーです。
でも、シリーズ第一巻的な要素が大きいので、あまり新人賞の参考にはならなさそうですね。
単行本はあまり買うことがないので、買ったときはこれぞというものを買うと思います。
出版社の比率としては。
やはり最大手。完成度と安定感は目を見張る。
キミにきめた!電撃文庫!
古参の底力。次世代を代表する弾を打ち出せるか!?
王道と変化球の合わせ技。ファンタジア文庫!
現代系に寄り添った親しみやすいファンタジーならここ!ラブコメもレベル高いぞ!
大手を捲る下剋上。GA文庫!
萌とエロは任せろ!だけどシリアスになっても強いんだよ?
重甲な盾と鋭い槍の一点突破系。mf文庫!
いきなり熱量が上がってすぐに熱量が切れてしまいましたが
まあ、僕がそこに新人賞投稿作品を投稿したいと思っている順番に大声をだしました。
実際はほとんどレーベルは気にせず、表紙絵タイトル、あらすじで気に入ったものから買ってよみますよ。
食わず嫌いの作品とかも無理に読んでみたら面白いかもしれませんし。
では次の記事とかで、1月、2月に発売された作品から買うものを選んでのせたりしていきますね。
ブログを見やすいようにするのも目下の目標なんで、続けていくうちに良くなってほしいな、願望ですけど。
ではまた。