作家志望自己啓発ドハマリおじさんのラノベ執筆記録

ワナビ歴5年になった節目に、新作ラノベを研究し、習慣を得て、受賞目指します。自己鍛錬用の自己啓発本の感想、その他生活習慣の実践も行います。 創作法とかもアウトプットできたらいいな。

新人賞投稿作実況① 「まず、計画を立てる」

 

 お早うございます。積木昇です。

 

 今日も朝4時ころに起き、自己啓発本を読んで精神の栄養補給を行っていました。

 

 本当は「朝の二時間」というのは投稿作のための執筆に当てるべきなのですが、今回、まだ、プロットのぷの字も始まってすらいないので、その準備段階の自己啓発本読破時間となっていました。

 

 まあ、投稿生活始めたのほんとに昨日だしね。

 投稿作が完成しているヴィジョンは見えているので、不安はないですが、完成度と面白さは保証されていない(当たり前)ので必死ですよ。

 

 PCのドラッグ&ドロップ、右クリックを生み出したすごいプログラマーさんである中島聡さんが執筆された計画達成のための自己啓発本

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

のp227において。

 

何かの実践のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えるものだ

 

と述べられ、

 

つまり、崖を飛び降りながら飛行機を組み立てていくのです。

 

という比喩もされておられます。

 

 まさに、これから僕もそのとおりにしていくということです。

 

 だって、まだ僕一回も投稿作投稿できてない書いてないワナビだからね。

 

 

 

 ちなみにこの、

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

 

 

という本はすごくいい本で、特にラノベ執筆においては大いに役立てられるメソッドばかりなので(プログラムとラノベ執筆の親和性があるからと思われる)ワナビは読むべきです。実践は困難極まりないですけど、こういう考えがあるのかと頭の片隅にあれば行動が変わってきますよ。

 

 

 

 プログラムは知らないので適当に言ってしまいますが、プログラミングとラノベ執筆を比較してみると似てるかもと言えるかもしれません。

 

 プログラム作業              ラノベ執筆作業

仕様から、プログラムをイメージ        プロット制作

プログラムを書いていく           小説を書いていく

エラー消し                  修正、校正

デバック                   リライト

 

 適当に対応させたので是非は知らないですが、個人的にはこんな感じに思ってます。

 

 

 

 

 簡単に言うと、ラノベ投稿までの締切が6ヶ月あるなら、1.5ヶ月で8割の完成度を達成しておくというメソッドです。著者はロケットスタート仕事術と名付けられておられます。

 

 残りの4,5ヶ月を完成度を上げるためだけに使えるので、そりゃあいいものができるでしょうよという話です。

 2割の時間で8割の仕事を終わらせる。

 2:8の法則、物事は重要な2割といらない8割で構成されているという論旨の「パレートの法則」の仕事版ということですね。

 そのまま使うのは危険で、ラノベ執筆用にする必要があるのですが、p188からその方法が記載されております。

 「締切を縦に3個に割る」

 うまい具合にラノベの執筆は大きく割ると3セクションに分けられます。

 それぞれごとに2:8を適用していく考えですね。

 その3セクションは

「プロット」「執筆」「リライト」です。

 

①プロット

 プロットとは物語の設計図。ゴールまで迷わないような地図とも言えます。

 物語の流れ、キャラクターの造形、一冊における感情の変化、窮地の設置、等々、執筆までにできるあらゆる準備をここでしておきます。

 登山家も登るためにはリュックに必要なものを山程(最低限)詰め込んで登ります。ラノベ作家も一緒です。

 ここで怠けるとテントも持たずにヒマラヤ登山するようなものです。すぐに凍死します。

 事実、僕の場合プロットなしで書いても4万字くらいからぐだぐだになって終わります。意味のないサブ話をウキウキで書いていたらメインストーリーが全然すすんでないのに8万字とか行ってて破綻したりもしました。滑落死しました。

 

 ということで、今回の投稿チャレンジ、プロットをガッツリ作り上げていく系の実況となっております。

 

 これも今、ある種平然として執筆チャレンジなんてブログ書けてる理由ですね。

 僕がこれからするのは迷路のゴール探しではなく、山登りのルート決めだということがわかっているからです。

 何をすべきか迷っているのではなく、どのルートを通ればいいか選びかねているという目に見える形での停滞となるからです。

 困難が目に見えるならトライアンドエラーをしていけばいつかはなんとかなるでしょう。一方の道を行ってみて、行き止まりだったらもう一方の道をいけばいいんです。

 

 迷路のゴールはたどり着くまではゴールが見えませんし、もしかしたらそこは次の迷路の入り口かもしれません。

 ですが、山はそこにたどり着いたら旗たてて終わりなわけです。

 そこからエンジェルラダーが降りてきて、次は天国への登山よーなんてことにはならないです。

 プロットなしの場合、完成しても面白くなってるかなんてわかりません。

 ですが、プロットありの場合、プロットの時点でかけらも面白くなかったら、どんなに頑張っても面白いものができるはずがありません。

 

 プロットの利点。

 

 ”計画的に”(ここ大事)執筆ができます

 

 こんなに安心することあります?

 死ぬ気で書いたものがただのゴミである可能性を脳の3割でぐじゅぐじゅさせながら執筆できるほど、ラノベ執筆は楽じゃありません。そんな楽だったらとうの昔に書き終わってます。

 

 今までは、そのプロットの仕上げ方が本を読むたび、人それぞれこうしたら良いよこうするのは意味ないよと全く真逆の作家性を発揮されていたので、どうプロットを書いて良いのかわからなくて、やはり悩みながら書いて、しんどくなって諦めてしまうのです。

 ルートが放射線上に360度展開していたようなものです。流石にバックはしたくない。

 

 なので今回は、使う参考書を絞ります。

 サブ参考書を使おうとも、メイン参考書は動かしません。

 

 メンタル的には、今回の投稿はこの教科書通りに一回書いてみて、うまく行けば儲けものくらいでいきます。

 

 創作本を収集されておられるワナビさんたちにとっては御用達であろう本を実際に使いこなしてやろうじゃないかということでやってみます。

 

 ああいうのって、天才脚本家とかが、使いこなしたら良いものできるよっていってるだけで、凡人がそれを使いこなす過程を示してくれないので教科書どおり従っていれば書き上がるというほど楽ではありません。

 まず、その本から解読していかないと道を誤る可能性が多々あります。

 

 なので、基本独自解釈、創作本を吸収して僕が使いやすい形にとるとこだけとるみたいになるので、間違った使い方をするかもしれませんが、ご了承ください。

 

 

 では参考書6冊の紹介です。

 

 ①SAVETHECATの法則

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術

 

 

②SAVETHECATの逆襲 

SAVE THE CATの逆襲 書くことをあきらめないための脚本術

SAVE THE CATの逆襲 書くことをあきらめないための脚本術

 

 

③工学的ストーリー創作入門

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

 

 

④物理学的ストーリー創作入門

 

物理学的ストーリー創作入門 売れる物語に働く6 つの力

物理学的ストーリー創作入門 売れる物語に働く6 つの力

 

 

⑤ストーリーの解剖学

 

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⑥ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

 

ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

 

 

 

 僕の中での創作本マイ・ベスト。 

 

 この通り書けたら新人賞受賞とか楽勝。

 この通り書けたら。

 それが難しいどころじゃないんだけど。

 難しいからプロッターは育たないんだろうけど。

 

 しかし、6冊もあって、日本の作家さんの創作本が一冊も入らない悲しい現実。

 日本の作家さんの創作本も山程持っているんですが、あくまで小説執筆の合間に副業で書いておられる感がびんびんなんですよね。

 

 この6冊の著者は人に創作論を教えることを職業にしておられる方達ばかりなので、教える内容も体系的になっていて、初心者にも入りやすいです。使いこなせるとは言ってない。

 

 問題なのはこの本達は、プロの中でも突出する作品を書く書き方を記載されているので、処女作すら水揚げできていない僕にとっては豚に真珠になってしまう可能性大です。

 

 なので、この本の2割でも活用できたらオッケーという自分に甘い設定を生やしておきながら裏で8割使いこなして受賞してやるぜうへへと思いながら本気でプロット構築していきます。

 四苦八苦している内容もちゃんと実況しますので、こんな感じに詰まるのかーみたいな生易しいノリで見ていただけたらと思います。

 

 

 本の内容ですが、一冊一冊紹介するために1記事ですまないくらい濃い内容を誇っているので、ラノベ執筆実況の合間合間の空いた時間にちょっとずつまとめていこうと思います。自分的にもアウトプットして理解したいですし。

 

 

 一つのセクションが長くなりすぎ問題……。

 

 

②執筆

 これはちょっと創作本だけではカバーしきれないところですね。

 

 なぜなら創作本では執筆はプロットできたら書けるでしょくらいの扱いだから!

 これはひどい

 

 良心的な創作本の著者の方は、

 己の裡から執筆できれば登場人物や世界に自ずと命が芽生える(超意訳)

 みたいなスピリチュアルはいってくるのでとても頼りにできるものではないです。

 

 

 僕が執筆に大事だと思う項目がそれこそ山程あるのですが、それに対して情報がぜんぜん集められていません。そりゃそうよ。誰も本出してないから。ネットの情報は裏打ちされていない都市伝説レベルのまとめでしか無いので、意味がないです。トップラノベ作家が言ってるわけでもないので。何より結果が検証されておらずこれするとイイヨーくらいの閲覧者集めの適当コピペまとめなので、むしろ害がでますよほんと。

 

 今、大事だと思うことを列挙していきますが、時間があるときにまたまとめたいですね。個人的なアウトプットとしてでも。

 

 執筆環境 今の執筆環境が最高なのか

 執筆マインド すっと執筆を開始できるメンタル

 執筆お供サプリ メンタルのお供

 執筆お供おやつ あくまで執筆の援護射撃 ポテチとか論外

 執筆お供ドリンク 水、炭酸水、アミノドリンク

 執筆道具 アイデア編  アイテム集めるだけでわくわく

      手書き執筆編  万年筆デビューしました。最適な原稿用紙ノートは?

      パソコン執筆編 タイピング遅くてミス多くてブチ切れそうなんだが?

 使いやすい文房具ベスト 文房具を使いたいから執筆始めるまである

 書きやすい万年筆とは(一週間前に万年筆での手書き執筆派に改宗しました)

 執筆のスケジュール(今回の表題)

 執筆速度 一時間二千字はいる?

 第一稿の完成度 適当執筆のススメ

 執筆、どこでする問題 ゾーンに入りやすくなる場所作り

 執筆中のbgm 集中、リラックス、わくわく、インスピレーション、クリエイティブ

 

 いろいろ書きましたが、情報がまとまったらまた記事にするかもしれません。

 

 

 今日はスケジュール計画ですし、後回しで。

 

 ③のリライトは正直、今まで小説書いてきて一回もしたことないので、未知の領域です。しかし、投稿するなら絶対に、絶対の絶対の絶対にリライトは必要です。

 

 仕事で例えると、最後の確認作業もしないまま商品を納品するようなものです。

 個人事業主であるラノベ作家にとってのお得意様である編集者さんや出版社さん、ひいてはエンドユーザーである読者様に虫入りデザートを食べさせようとしているのとなんら変わりません。その虫がアリ(誤字脱字)ならまだしもゴキブリ(物語の根幹の矛盾やギャグですまないレベルのキャラ崩壊)だったらそのあとの作家人生ごと炎上します。倒産します。

 この作家は虫はいってるのに気づかない、もしくは虫入りを納品しても平気な顔をしているレベルの作家なのかと思われないように、最低限の品質保証と品質管理を徹底しないといけません。

 

 リライトには一冊の本にかかる時間の半分を書けるべきという意見もあるくらいです。

 

 でも僕はやり方がわからない。リライトの本は持ってるけど難しい。

 ここが最終関門ですね。

 トライアンドエラーでなんとかなればいいんですけど。

 最悪ここを飛ばして投稿もアリえますね。できれば避けたい。

 

 

 まあ、リライトはこんなものとして。

 

 

 やっと表題に来ました。

 

 

 計画です。

 

 計画を立てましょう!

 

 僕は計画をたてるのが好きです。

 

 締切がいつだからここまでにプロット、ここまでに第1稿、ここまでに完成稿。みたいな。

 

 でもそれを実行するのがすごく苦手です。計画立てた意味ないです。

 

 計画立ててる間は夢と希望があって、いいんですけど、実際やってみると理想と現実は違うと毎回実感するだけとなってます。

 

 

 それはひとえに強制力の欠如が原因の一因だと思います。

 あとは計画の建て方が拙いということも一因ですね。

 マインド問題もあります。

 いろいろ原因はあります。

 いままではなんか知らないけど執筆が止まっているわくらいで終わっていたのです。

 原因究明はめんどくさいですしね。改善に時間をとられるなら究明はやめようとなります。

 しかし、今回はブログに記載するので改善策を模索するという記事を書くために調べ物とかもできそうです。

 ラノベ完成のためだけの原因究明というめんどくさい地味な作業でなく、ワナビなら一度はつまるかもしれないブログのネタが見つかったぜというポジティブにすりかえるのです。いま思いついて自分でもいいやんておもいました。

 客観的にみることができて、なにで止まっているのか、何が原因か、どうすればいいんだろうかと考える余裕ができることを期待しています。

 

 

 また脱線した……。

 

 

 今の計画はちょっとはできているんですが、その計画のまま進めるつもりはありません。計画は常にアップデートされるわけで、その瞬間の最善の計画を常に思い浮かべるべきです。

 計画は計画だけでフォルダ分けて順次改善していくくらいのつもりでいきたいです。

 

 

 基本締切までに一冊のラノベを仕上げるということを最終目的にします。

 

 そのために、2月は何をしないと。2月一週はこうしないと。今日はこうしないと。と逆算けいかくを立てていきます。

 

 今回、投稿予定としているのは

 GA文庫大賞

 ですね。

 

 特にレーベルに想いはないのですけど、2月初期のいまからみたら5月31日締切のGA文庫大賞はちょうどいいくらいかなと思ったことが選んだ要因ですね。

 

 

 細かい計画はこれからですが、ざっくり計画としましては、、

2月  

プロット制作

  1. 創作本の通りプロットをイメージする
  2. ビートシート埋め
  3. 40枚カード書きまくり
  4. 40枚カードコルクボード8割完成
  5. 40枚カード プラス・マイナス 葛藤記入  
  6. 10枚プロット 4000字あらすじ執筆
  7.  5-6を行き来して完成度を上げる
  8. 20枚プロット執筆
  9. 50枚プロット執筆
  10. 100枚プロット執筆
  11. 100枚プロット完成度上げる 執筆前最終調整

3月  執筆

 計画的執筆

 一日2-4時間の集中執筆時間の確保。

 一日の文字数の記録

 集中の度合いチェック

 邪魔要因の徹底的排除改善

 

4月  リライト 

  これはやってみないとわからない……。

 

5月  予備

 ひと月だけで大丈夫か……?

 

となっております。

 

 見てわかるように、プロットの情報量がしっかりしているぶん、執筆とリライトの情報の貧弱なこと。

 ほとんど参考文献がないのがわるい。

 ココらへんは僕個人のトライアンドエラーで最善次善をみつけないといけないのかもしれないですね。

 

 大変そうだ……。

 

 でも、これがしっかり構築できたら次の投稿作は比較的楽に書けるだろう確信があるので、やる気はみなぎっております。

 

 やったるぞー!

 

 

 

 

 ……もうちょっとブログの書き方も勉強したい。

 現状ワナビのクソ日記にしかなってない……。ふおおお……。