SAVETHECATの法則 このメソッドだけこなせば新人賞受賞作が作れる!? 実践します。
- 作者: ブレイク・スナイダー,菊池淳子
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2010/10/22
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
SAVETHECATの法則
①ビートシート
②40枚カードのコルクボード
そして、別の参考書である、「工学的ストーリー創作入門」のp242にあります「紙一枚におさまる最強のツール」をつかって、ビートシートを埋めていきます。
工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素
- 作者: ラリー・ブルックス,シカ・マッケンジー
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2018/04/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
唐突にメモる執筆計画 案1
こんばんは積木昇です。
なんかブログ初めて、いろいろ考えて、やっぱり電撃文庫に一度は投稿してみたいっていう欲望が出てきますよね。
業界最大手、投稿数5000オーバーの最難関。
僕のラノベ人生のバイブル禁書の作者かまちーを擁する電撃文庫。
ラノベ作家ワナビだったら一度は電撃文庫でラノベだす妄想しますよね。
自分が電撃大賞なら何次までいけるのか、もしくは予選すら通らないのか。
試したい。そして落ちてもいいから選評ほしい。
締切……チラッ……。
4月10日!!ババン!
あと9週間しかねーじゃねーか!ちょっと初投稿を9週間で仕上げるのは無理じゃないかね……?
なに……?落ちたとしてもファンタジア文庫大賞が受け皿になってくれる……?
ファンタジア文庫大賞締切
8月31日!!ババン!
電撃大賞の最終落ちしない限り締切間に合ってファンタジア文庫大賞に出せる!
ということは最悪、出来が中途半端なフェンリル娘を電撃に出して案の定落ちたとしても、もしかしたら選評もらって改善してファンタジア文庫大賞に出せるということ……?(希望的観測)
これは……いいかも……。
GA文庫の4ヶ月先っていうのちょっと地味に遠くて危機感たりなかったんですよね。
電撃に出すためなら、ちょっとどころでない頑張りが必要になってきますね。
でも今まで、執筆で書けない辛さはあっても締め切りとかなかったんでその辛さは知らないんですよね。
プロになってから締め切りの怖さを知るのはそれこそ怖いので、ちょっときつめの締切で頑張ってみますか……!
ということで、簡単に前言撤回。GA文庫大賞から電撃文庫大賞に乗り換えしまーす。(くっそ弱い鉄の意志)
9週間か……。
プロット 3week
本執筆 3week
リライト 3week
あれ、なんとかなりそう……?
数字マジックですな。
ちょっとやる気というかすでに追いかけられるイメージがあふれそうなので、さっそくプロットつくってこ。
ではまた。
今回の執筆チャレンジのやり方。新人賞投稿作の生い立ち。
これからは僕の投稿作の題名とか、キャラの名前とか普通に出すつもりなので、ワナビの投稿作品なんか見たくないというかたは近づかないでいただけると幸いです。
新人賞投稿作実況① 「まず、計画を立てる」
お早うございます。積木昇です。
今日も朝4時ころに起き、自己啓発本を読んで精神の栄養補給を行っていました。
本当は「朝の二時間」というのは投稿作のための執筆に当てるべきなのですが、今回、まだ、プロットのぷの字も始まってすらいないので、その準備段階の自己啓発本読破時間となっていました。
まあ、投稿生活始めたのほんとに昨日だしね。
投稿作が完成しているヴィジョンは見えているので、不安はないですが、完成度と面白さは保証されていない(当たり前)ので必死ですよ。
PCのドラッグ&ドロップ、右クリックを生み出したすごいプログラマーさんである中島聡さんが執筆された計画達成のための自己啓発本
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」
のp227において。
何かの実践のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えるものだ
と述べられ、
つまり、崖を飛び降りながら飛行機を組み立てていくのです。
という比喩もされておられます。
まさに、これから僕もそのとおりにしていくということです。
だって、まだ僕一回も投稿作投稿できてない書いてないワナビだからね。
ちなみにこの、
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/06/08
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (5件) を見る
という本はすごくいい本で、特にラノベ執筆においては大いに役立てられるメソッドばかりなので(プログラムとラノベ執筆の親和性があるからと思われる)ワナビは読むべきです。実践は困難極まりないですけど、こういう考えがあるのかと頭の片隅にあれば行動が変わってきますよ。
プログラムは知らないので適当に言ってしまいますが、プログラミングとラノベ執筆を比較してみると似てるかもと言えるかもしれません。
プログラム作業 ラノベ執筆作業
仕様から、プログラムをイメージ プロット制作
プログラムを書いていく 小説を書いていく
エラー消し 修正、校正
デバック リライト
適当に対応させたので是非は知らないですが、個人的にはこんな感じに思ってます。
簡単に言うと、ラノベ投稿までの締切が6ヶ月あるなら、1.5ヶ月で8割の完成度を達成しておくというメソッドです。著者はロケットスタート仕事術と名付けられておられます。
残りの4,5ヶ月を完成度を上げるためだけに使えるので、そりゃあいいものができるでしょうよという話です。
2割の時間で8割の仕事を終わらせる。
2:8の法則、物事は重要な2割といらない8割で構成されているという論旨の「パレートの法則」の仕事版ということですね。
そのまま使うのは危険で、ラノベ執筆用にする必要があるのですが、p188からその方法が記載されております。
「締切を縦に3個に割る」
うまい具合にラノベの執筆は大きく割ると3セクションに分けられます。
それぞれごとに2:8を適用していく考えですね。
その3セクションは
「プロット」「執筆」「リライト」です。
①プロット
プロットとは物語の設計図。ゴールまで迷わないような地図とも言えます。
物語の流れ、キャラクターの造形、一冊における感情の変化、窮地の設置、等々、執筆までにできるあらゆる準備をここでしておきます。
登山家も登るためにはリュックに必要なものを山程(最低限)詰め込んで登ります。ラノベ作家も一緒です。
ここで怠けるとテントも持たずにヒマラヤ登山するようなものです。すぐに凍死します。
事実、僕の場合プロットなしで書いても4万字くらいからぐだぐだになって終わります。意味のないサブ話をウキウキで書いていたらメインストーリーが全然すすんでないのに8万字とか行ってて破綻したりもしました。滑落死しました。
ということで、今回の投稿チャレンジ、プロットをガッツリ作り上げていく系の実況となっております。
これも今、ある種平然として執筆チャレンジなんてブログ書けてる理由ですね。
僕がこれからするのは迷路のゴール探しではなく、山登りのルート決めだということがわかっているからです。
何をすべきか迷っているのではなく、どのルートを通ればいいか選びかねているという目に見える形での停滞となるからです。
困難が目に見えるならトライアンドエラーをしていけばいつかはなんとかなるでしょう。一方の道を行ってみて、行き止まりだったらもう一方の道をいけばいいんです。
迷路のゴールはたどり着くまではゴールが見えませんし、もしかしたらそこは次の迷路の入り口かもしれません。
ですが、山はそこにたどり着いたら旗たてて終わりなわけです。
そこからエンジェルラダーが降りてきて、次は天国への登山よーなんてことにはならないです。
プロットなしの場合、完成しても面白くなってるかなんてわかりません。
ですが、プロットありの場合、プロットの時点でかけらも面白くなかったら、どんなに頑張っても面白いものができるはずがありません。
プロットの利点。
”計画的に”(ここ大事)執筆ができます
こんなに安心することあります?
死ぬ気で書いたものがただのゴミである可能性を脳の3割でぐじゅぐじゅさせながら執筆できるほど、ラノベ執筆は楽じゃありません。そんな楽だったらとうの昔に書き終わってます。
今までは、そのプロットの仕上げ方が本を読むたび、人それぞれこうしたら良いよこうするのは意味ないよと全く真逆の作家性を発揮されていたので、どうプロットを書いて良いのかわからなくて、やはり悩みながら書いて、しんどくなって諦めてしまうのです。
ルートが放射線上に360度展開していたようなものです。流石にバックはしたくない。
なので今回は、使う参考書を絞ります。
サブ参考書を使おうとも、メイン参考書は動かしません。
メンタル的には、今回の投稿はこの教科書通りに一回書いてみて、うまく行けば儲けものくらいでいきます。
創作本を収集されておられるワナビさんたちにとっては御用達であろう本を実際に使いこなしてやろうじゃないかということでやってみます。
ああいうのって、天才脚本家とかが、使いこなしたら良いものできるよっていってるだけで、凡人がそれを使いこなす過程を示してくれないので教科書どおり従っていれば書き上がるというほど楽ではありません。
まず、その本から解読していかないと道を誤る可能性が多々あります。
なので、基本独自解釈、創作本を吸収して僕が使いやすい形にとるとこだけとるみたいになるので、間違った使い方をするかもしれませんが、ご了承ください。
では参考書6冊の紹介です。
①SAVETHECATの法則
- 作者: ブレイク・スナイダー,菊池淳子
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2010/10/22
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
②SAVETHECATの逆襲
SAVE THE CATの逆襲 書くことをあきらめないための脚本術
- 作者: ブレイク・スナイダー,廣木明子
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2015/11/27
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
③工学的ストーリー創作入門
工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素
- 作者: ラリー・ブルックス,シカ・マッケンジー
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2018/04/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
④物理学的ストーリー創作入門
⑤ストーリーの解剖学
ストーリーの解剖学ーハリウット?No.1スクリプトドクターの脚本講座
- 作者: シ?ョン・トゥルーヒ?ー,John Truby,吉田俊太郎
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
⑥ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則
僕の中での創作本マイ・ベスト。
この通り書けたら新人賞受賞とか楽勝。
この通り書けたら。
それが難しいどころじゃないんだけど。
難しいからプロッターは育たないんだろうけど。
しかし、6冊もあって、日本の作家さんの創作本が一冊も入らない悲しい現実。
日本の作家さんの創作本も山程持っているんですが、あくまで小説執筆の合間に副業で書いておられる感がびんびんなんですよね。
この6冊の著者は人に創作論を教えることを職業にしておられる方達ばかりなので、教える内容も体系的になっていて、初心者にも入りやすいです。使いこなせるとは言ってない。
問題なのはこの本達は、プロの中でも突出する作品を書く書き方を記載されているので、処女作すら水揚げできていない僕にとっては豚に真珠になってしまう可能性大です。
なので、この本の2割でも活用できたらオッケーという自分に甘い設定を生やしておきながら裏で8割使いこなして受賞してやるぜうへへと思いながら本気でプロット構築していきます。
四苦八苦している内容もちゃんと実況しますので、こんな感じに詰まるのかーみたいな生易しいノリで見ていただけたらと思います。
本の内容ですが、一冊一冊紹介するために1記事ですまないくらい濃い内容を誇っているので、ラノベ執筆実況の合間合間の空いた時間にちょっとずつまとめていこうと思います。自分的にもアウトプットして理解したいですし。
一つのセクションが長くなりすぎ問題……。
②執筆
これはちょっと創作本だけではカバーしきれないところですね。
なぜなら創作本では執筆はプロットできたら書けるでしょくらいの扱いだから!
良心的な創作本の著者の方は、
己の裡から執筆できれば登場人物や世界に自ずと命が芽生える(超意訳)
みたいなスピリチュアルはいってくるのでとても頼りにできるものではないです。
僕が執筆に大事だと思う項目がそれこそ山程あるのですが、それに対して情報がぜんぜん集められていません。そりゃそうよ。誰も本出してないから。ネットの情報は裏打ちされていない都市伝説レベルのまとめでしか無いので、意味がないです。トップラノベ作家が言ってるわけでもないので。何より結果が検証されておらずこれするとイイヨーくらいの閲覧者集めの適当コピペまとめなので、むしろ害がでますよほんと。
今、大事だと思うことを列挙していきますが、時間があるときにまたまとめたいですね。個人的なアウトプットとしてでも。
執筆環境 今の執筆環境が最高なのか
執筆マインド すっと執筆を開始できるメンタル
執筆お供サプリ メンタルのお供
執筆お供おやつ あくまで執筆の援護射撃 ポテチとか論外
執筆お供ドリンク 水、炭酸水、アミノドリンク
執筆道具 アイデア編 アイテム集めるだけでわくわく
手書き執筆編 万年筆デビューしました。最適な原稿用紙ノートは?
パソコン執筆編 タイピング遅くてミス多くてブチ切れそうなんだが?
使いやすい文房具ベスト 文房具を使いたいから執筆始めるまである
書きやすい万年筆とは(一週間前に万年筆での手書き執筆派に改宗しました)
執筆のスケジュール(今回の表題)
執筆速度 一時間二千字はいる?
第一稿の完成度 適当執筆のススメ
執筆、どこでする問題 ゾーンに入りやすくなる場所作り
執筆中のbgm 集中、リラックス、わくわく、インスピレーション、クリエイティブ
いろいろ書きましたが、情報がまとまったらまた記事にするかもしれません。
今日はスケジュール計画ですし、後回しで。
③のリライトは正直、今まで小説書いてきて一回もしたことないので、未知の領域です。しかし、投稿するなら絶対に、絶対の絶対の絶対にリライトは必要です。
仕事で例えると、最後の確認作業もしないまま商品を納品するようなものです。
個人事業主であるラノベ作家にとってのお得意様である編集者さんや出版社さん、ひいてはエンドユーザーである読者様に虫入りデザートを食べさせようとしているのとなんら変わりません。その虫がアリ(誤字脱字)ならまだしもゴキブリ(物語の根幹の矛盾やギャグですまないレベルのキャラ崩壊)だったらそのあとの作家人生ごと炎上します。倒産します。
この作家は虫はいってるのに気づかない、もしくは虫入りを納品しても平気な顔をしているレベルの作家なのかと思われないように、最低限の品質保証と品質管理を徹底しないといけません。
リライトには一冊の本にかかる時間の半分を書けるべきという意見もあるくらいです。
でも僕はやり方がわからない。リライトの本は持ってるけど難しい。
ここが最終関門ですね。
トライアンドエラーでなんとかなればいいんですけど。
最悪ここを飛ばして投稿もアリえますね。できれば避けたい。
まあ、リライトはこんなものとして。
やっと表題に来ました。
計画です。
計画を立てましょう!
僕は計画をたてるのが好きです。
締切がいつだからここまでにプロット、ここまでに第1稿、ここまでに完成稿。みたいな。
でもそれを実行するのがすごく苦手です。計画立てた意味ないです。
計画立ててる間は夢と希望があって、いいんですけど、実際やってみると理想と現実は違うと毎回実感するだけとなってます。
それはひとえに強制力の欠如が原因の一因だと思います。
あとは計画の建て方が拙いということも一因ですね。
マインド問題もあります。
いろいろ原因はあります。
いままではなんか知らないけど執筆が止まっているわくらいで終わっていたのです。
原因究明はめんどくさいですしね。改善に時間をとられるなら究明はやめようとなります。
しかし、今回はブログに記載するので改善策を模索するという記事を書くために調べ物とかもできそうです。
ラノベ完成のためだけの原因究明というめんどくさい地味な作業でなく、ワナビなら一度はつまるかもしれないブログのネタが見つかったぜというポジティブにすりかえるのです。いま思いついて自分でもいいやんておもいました。
客観的にみることができて、なにで止まっているのか、何が原因か、どうすればいいんだろうかと考える余裕ができることを期待しています。
また脱線した……。
今の計画はちょっとはできているんですが、その計画のまま進めるつもりはありません。計画は常にアップデートされるわけで、その瞬間の最善の計画を常に思い浮かべるべきです。
計画は計画だけでフォルダ分けて順次改善していくくらいのつもりでいきたいです。
基本締切までに一冊のラノベを仕上げるということを最終目的にします。
そのために、2月は何をしないと。2月一週はこうしないと。今日はこうしないと。と逆算けいかくを立てていきます。
今回、投稿予定としているのは
GA文庫大賞
ですね。
特にレーベルに想いはないのですけど、2月初期のいまからみたら5月31日締切のGA文庫大賞はちょうどいいくらいかなと思ったことが選んだ要因ですね。
細かい計画はこれからですが、ざっくり計画としましては、、
2月
プロット制作
- 創作本の通りプロットをイメージする
- ビートシート埋め
- 40枚カード書きまくり
- 40枚カードコルクボード8割完成
- 40枚カード プラス・マイナス 葛藤記入
- 10枚プロット 4000字あらすじ執筆
- 5-6を行き来して完成度を上げる
- 20枚プロット執筆
- 50枚プロット執筆
- 100枚プロット執筆
- 100枚プロット完成度上げる 執筆前最終調整
3月 執筆
計画的執筆
一日2-4時間の集中執筆時間の確保。
一日の文字数の記録
集中の度合いチェック
邪魔要因の徹底的排除改善
4月 リライト
これはやってみないとわからない……。
5月 予備
ひと月だけで大丈夫か……?
となっております。
見てわかるように、プロットの情報量がしっかりしているぶん、執筆とリライトの情報の貧弱なこと。
ほとんど参考文献がないのがわるい。
ココらへんは僕個人のトライアンドエラーで最善次善をみつけないといけないのかもしれないですね。
大変そうだ……。
でも、これがしっかり構築できたら次の投稿作は比較的楽に書けるだろう確信があるので、やる気はみなぎっております。
やったるぞー!
……もうちょっとブログの書き方も勉強したい。
現状ワナビのクソ日記にしかなってない……。ふおおお……。
おっさんワナビのライトノベル新人賞投稿生活 完全密着二十四時スタート
誰かに目標を言ってそれを宣言しながら行動したら成功する
「京大読書術」を読んで、ブログでアウトプットしよう!……と思ったけど……
積木昇です。
ラノベの創作本を読みに、家の近くの駅の道に行ったら、そこの近くの書店で自己啓発本を買って創作本が読めなかったです。
そんな今日読んだ自己啓発本は
粂原圭太郎さん著、「京大読書術」です。
偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」 仕事にも勉強にも必須な 「理解力」と「連想力」が劇的に身につく
- 作者: 粂原圭太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/23
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ざっくりとしたあらすじは
第一章 読解力理解力を上げる読書術
第二章 速読術
第三章 自由な発想を養う方法
第四章 思考力を身につける読書術
第五章 実践的応用読書術
第六章 本を選ぶ基準
付録 著者が勉強になった本紹介
となっております。
この本が最初の自己啓発本にちょうどいいと思って買った理由は
本屋でこの本をちらっと読んだ内容が「本を読んだらブログ等にアウトプットしよう!」という論旨が書いてあったからです。
僕の本の買い方はちょっと買いたいなと思ったら一旦本棚から抜き出して平置きの上にタワー積みしておいて、最後にもう一回確認して買いたかったら買う買い方をしています。
本の衝動買いで失敗することがちょっと減ります。
それはおいておいて。
僕自身が活用したいと思ったエッセンス
-
頭の中でイメージをしながら読むということ
これは本を読むときには当たり前だよねーと言いたくなる内容だけど、実際にはまともにイメージをしながら読むのはさけてしまいがちですね。
いかんせんイメージというのはエネルギーを使ってすることなので、楽に本を読みたいときには難しいです。
本書では「文字の映画を見る気持ちで本を読むことをおすすめする」とありますが、ラノベ等の小説だと特にそうですよね。文字の漫画とよばれることもありますし。
受賞のためにラノベを検証しながら読んでもそれは、文章の良さを考えながら検証する左脳的活動が活性化してしまいます。
イメージ優先の右脳が不活性になってしまいます。
それでは楽しめるものも楽しめないです。
ハーメルンの二次創作は脳みそ空っぽで読んでるから楽しいのかー。
ラノベを読むときに努めて右脳優先で読んでみるとします。
読み方は簡単に言うと脳内で音読せず読むということ。
これは頭の中の声がよく聞こえる系の人、雑念が多い人にとっては難しいと思います。僕自身左脳的な傾向があると感じているのですが、左脳的な人は世界とか文章を文字列として認識しているんですね。
右脳の人の場合は世界や文章を絵とかイメージで認識しているということですね。
問題としては、右脳でするする読めるのはよほど精錬されたラノベでないと難しいという現実があるのだけど。
極端に言えば、魔王がいて勇者がいる中世ファンタジー世界なのに、説明無しにコンビニがでてきて漫画読んでるファンタジー世界人がでてきたりするようなラノベとか。
理性的にツッコミできるところがあった瞬間に物語の魔力が切れるので、そういう作品に対して右脳で読めというのはストレス以外の何物でもないですよね。
そういう作品と当たったら、まともに読み続けられないかもしれないです。
売れるラノベというのはそういうツッコミ箇所を削ぎ落とされ、そのうえで、流し読みでもイメージができるほど、文字選択や言葉の使い方が工夫されているような気がしますね。
新作ってどこか、設定にちぐはぐ感があって、簡単にイメージさせてくれないところありますよね。
そこが最近ラノベを読むことから離れてしまう原因なのかもしれない。
だって面白くて疲れなかったらずっとラノベ読んでるだろうし。
グダグダ書いていたら長くなってしまった。
続いて。
いろいろとエッセンスを紹介してくださるのですが、僕は他の本も読んでいるので、正直もう知っている内容ばっかりだったので、割愛します。
もう知っているということは、知っておいても損はない程に定期的に思い出しては実践していることということですので、気になった方はこの本を実際に御覧ください。
次にひっかかった部分ですね。
2興味のない内容を読むとき
いきなりろくでもない題ですけど。
正直、新作のラノベは玉石混交のなかから宝石らしき1割を取り出したあともう一度玉石混交で宝石を取り出すレベルで読み進められるものが少ないです。
これは僕がラノベ読みとして適していないというわけではなく、普遍的に新作はダメダメな作品が多いということです。
なんでそんなことが言えるのかというと。
純粋にネリが足りない。どこかで見たことがある。ヒロインが人形。
敵がいない。危険がない。面白みが無い。波がない。登場人物の表情が動かない。どこを愉しめばいいかわからない。
読み進ませないようにしているかのような要素が雪崩のように襲いかかってきます。
ラノベ初心者の方がまだそういうものなのだと流せるかもしれないレベルですね。
新人の新作だと特に顕著ですね。
いわばラノベの新人賞作家というのは、プロと言ってもついこの前まで一冊も商業作品を書いたことのないようなアマチュアでしかないということです。
100万部作家の新作でも前作補正で1万部売れてせいぜいみたいなことになってる場合もある世界なので、新人が売れないような作品を出しても仕方ないですよね。
基本的に読みにくい要素が入っていることを理解しないと、努めてスルーする気持ちがないといけないということです。
読みにくいというのは最悪のハードルです。
社会人としてお金がある僕は読みすすめることがストレスになる作品なら読まずに放置することができます。
代わってお小遣い制の学生の場合、なんとか買ったラノベが読みにくいともったいないから無理やり嫌々読んでなんとかもとを取ろうとするでしょう。よほどひどかったら地面に投げつけるかもしれませんね。僕も学生の時、表紙に釣られたラノベがひどすぎて、読んでる間に胸がムカムカしたこともありました。表紙の可憐さからみたらとんだ汚物でしたね。
ラノベが好きになるどころか嫌いになります。
しかし、現在、いたるところの出版社からラノベ作家が誕生しているように、ラノベワナビからしたらある種のバブルが続いていることになります。
なろうからは小学生が書いたかのような作品があたかもプロ作家作品のように丁寧に装丁されて出版されております。
そこでワナビで居続ける僕が飲み込まないといけないのは、
出版されている時点で、編集者からなんらかの原石の輝きを見出されたということです。読者の数かもしれないですし、発想力そのものかもしれないです。
何にせよ、そこに商業価値を見出したことに違いないのです。
なので、究極的には商業作品として売り出されたラノベには何かしらの学ぶべきところがあるということです。
ながながと書きましたが、地雷原を突っ込んでいく勇気を持つためにこんな筆記開示めいた文章を書いてしまいました。
どうすれば、新作をワクワクした気持ちで読み始められるのか。
京大読書術ではその方法が載っていました。
-
まえがきをよく読むということ
-
著者を知るということ
ということです。
-
まえがきをよく読むということ
まえがきは、ラノベでいうとあらすじということでいいですかね。
これは納得のエッセンスですね。
なぜならラノベ作家は特に新人作家は新人賞応募時にあらすじを4000字ほど求められることがあります。
そこで、的確に自分の作品を正確に売り込めるか、能力をみているのでしょうけど、その結果がラノベレーベル公式に載っているあらすじだとおもわれます。編集者さんが書いていたら何も言えませんが。
ということはどうしたらその作品が面白いか、面白いと感じてもらえるかを作家が必死に考えて書かれた文章のはずです。
よって、あらすじを読んでピクリとも面白くなかったら、それはもう自分に引っかかりがなにもないか、引っ掛かりを一個も設置できない作家に対して諦めるいい材料になります。
-
著者を知るということ
1でだめだと思っても、それはあらすじを書く能力がなかっただけ。
そんな稀有な場合のために、著者を知って同族感を感じるこのエッセンスもいいものです。
新人賞作家は基本新人賞の受賞サイトではちょこっとインタビューとか感謝の一言、更には品評会に招かれたプロ作家審査員からのレビューも記載されている場合もあるので、身近な人間本人を感じ、読みたい気持ちがぐっとわきます。
ここでもう一個エッセンスをもらいました。
読みたいと思った瞬間にすぐに1、2行でも読んでおくということです。
読みたいと思った瞬間が一番読みたいと思ったときということですね。
本書では、本を買ったときですが、ラノベの場合は挿絵でもいいかもしれませんね。文章をちょっと読んでもその世界に浸れませんし、挿絵でイメージはすりこまれるわけですし。
以上、今回京大読書術を読んで、得られたエッセンスを抜き出して、感想を添えてみました。
まとめ
今回、京大読書術を読んだのですが、正直どこかで読んだり聞いたことのある内容をうすーく網羅したという感想が浮かんできます。
実際本を読んでブログにアウトプットしたら良いよという僕が引っかかったポイントは「そうしたほうが記憶に定着するよ」ということを言いたかっただけ?
たくさん本を読んだ方が一人ブレインストーミングが捗るよとかはもっと他の自己啓発本のすごくいい本を読んだことがある分拍子抜け感がひどかった。
偏差値95とか京大とかキャッチーな文字を表紙において、最近の自己啓発本の表紙の外国人が本を読んでるフリー画像じみた装丁で包んで売るそこらの自己啓発本だった。
著者特有の熱を感じる情報やテクニックやエッセンスが感じられなかった。
1000冊本を読んだならそこからすごい情報を本の紹介とともにやればよかったのに。
なんか書いているうちにぐちになってしまいました。
もうちょっと心にのこるこの本の芯みたいな情報がほしかったです。
ではまた。
今日Amazonで購入した、ビビッときた1月2月発売の新作ライトノベル
積木昇です。
ラノベ感想ブログを立ち上げた勢いで、Amazonラノベ購入計12冊。
正確には新作として1月2月発売ではないのもありますが、近いのでセーフということで。
その時の直感で読んで、直感で感想を書いていきます。
短かったり長かったり、わけわからなくなるかもしれませんが、できるだけラノベ感想サイトの体裁は保てるよう努力します。
引き続きよろしくおねがいします。
ではまた。
そして異端の創換術師 現代魔術師、千年前に転移させられたので新たな歴史を創る (電撃文庫)
- 作者: えいちだ,あやみ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王 (DENGEKI)
- 作者: 古宮九時,chibi
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/17
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ ‐弾丸魔法とゴースト・プログラム‐ (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 上川景,鷲尾直広
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2019/02/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する (角川スニーカー文庫)
- 作者: 月夜涙,れい亜
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/02/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
無双航路 1 転生して宇宙戦艦のAIになりました (レジェンドノベルス)
- 作者: 松屋大好
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/10/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
竜魔神姫ヴァルアリスの敗北 ~魔界最強の姫が人類のグルメに負けるはずがない~ (DENGEKI)
- 作者: 仁木克人,茨乃
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/17
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る